いま改めてWordPressとOGPについて考える
「WordPress Advent Calendar 2011」も半分を折り返してしまいました。
ということは、今年は残り半月も無いわけですね、恐ろしいですね;
どうも、@anticyborg さんからバトンをうけました @kamiyam です。
WordPressについて
WordPressはその多機能さもさることながら、やはり大きな特徴は非常に活発なコミュニティーの存在ではないでしょうか。 また、最近では Twitter、FacebookなどのSNSを始めとしたソーシャルグラフが非常に有用で、そのつながりから沢山の情報を得ることが多くなってきました。そこで OGPを正しく設定して情報を有効に伝えましょう。というのが今回のお話です。
Open Graph Protocol
OGP ( Open Graph Protocol )は 指定したURLコンテンツの内容をあらわす情報とその仕組みのことです。 設定しておくと、Facebookなどで「いいね!」したりすると、サムネイルなどサイト運営者が意図したコンテンツの情報を表示させることができます。私は最近、勉強会で発表する機会が増えてきたので、そのスライドの開催イベント・題名などの情報をOGP設定して公開するようにしています。
さて本題。
WordPressにそのOGPを付与するプラグインとしてWP-OGPが有名です。
が、今回はそのWP-OGPをカスタマイズした WP-OGP-Customized を紹介しつつ、最近Facebookでは OGPプロパティの一つ「og:locale」の項目を追加しないと怒られてしまうので、そのあたりの修正手順なんかも書いていきたいと思います。
WP-OGP-Customized
では、WP-OGP-Customized から- WordPressで簡単にOGPタグを実装できるWP-OGPプラグインを設定画面付きに改造してみた
- http://inspire-tech.jp/2011/07/wp_ogp_customized_plugin/
作成者さんのブログを見てもらえれば一番いいと思うのですが、個人的に気に入ってるのは
- og:descriptionで出力される文字数を指定できる
- デフォルトで利用されるog:image画像URLを指定できる
og:localeの設定
最近、Facebook の OGPチェックサービス 「Facebook Debugger」 でコンテンツをチェックすると「og:locale」を指定しなさいというメッセージが表示されます。なので、WP-OGP-Customizedを更に少しカスタマイズします。
(今回変更したのはv0.0.3です。アップデートですぐに対応して頂けそうですが ^^;)
WP-OGP-Customizedプラグインフォルダの wp-ogp-costomized.php を編集します。
//37行あたり
define('OGPT_PREFIX', 'wpogp-');
define('OGPT_DEFAULT_TYPE', 'website');
define('OGPT_VERSION', '0.0.3');
define('OGPT_DEFAULT_LOCALE','ja_JP'); //←追加
//186行あたり
$data = array();
$data['og:locale']=OGPT_DEFAULT_LOCALE; //←追加
改めて、Facebook Debuggerでチェックします。
WordPressと私
WordPressでは非常に多くのThemeやPluginが存在します。 それらを使うことで非常にスピーディ、かつ柔軟に対応することが出来る素晴らしいブログ/CMS プラットフォームです。私はまだ使うだけの立場ですが、今後プラグインの作成やコミュニティーへの参加などを行なっていきたいと思います。
また、今年WordPress界隈ではWordCamp KOBE / WordCamp TOKYO と 非常に大きなイベントがありました。
私はこのイベントで非常に多くの人と出会い、再会することが出来ました。
今年一年ありがとうございました。